
屋根材は雨や日光から家全体を守り、
家の中で快適に過ごすための役割があります!
                                屋根材はいくつかの部位に分かれており、それぞれに部位によって大きな役割を果たしています。その部位も経年劣化するので小まめなメンテナンスが必要となります。まずはその部位の名称を覚えてみましょう!
屋根の各部位の名称
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 大棟屋根の一番上で水平に葺かれている箇所です。 
 屋根面と屋根面が合わさっているてっぺんの部分です。
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 隅棟屋根の頂上の大棟から雨樋まで伸びている棟部分のことを指します。 
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 面戸漆喰面戸漆喰とは、棟等の台土を覆い隠すように塗られる漆喰のことです。この面戸漆喰が劣化すると、横殴りの雨が降った時に、棟の瓦の土が流され棟の瓦の落下につながる可能性があります。 
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 軒先軒先とは、軒の突き出た部分、家の前のことです。建物よりも突き出しているため、雨や雪、日差しを遮ることができ、建物を守る役割を担います。 
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 平部平部とは屋根の平面部に葺かれている場所で、一般的に言う屋根の部分です。 
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 破風破風とは、屋根の妻側の端の部分のことを指します。その先端部分を隠すための板が破風板です。 
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 鼻隠し鼻隠しとは、破風に対して側面から見たときの屋根の端部分のことを指します。建築用語では、破風と鼻隠しは分けて用いられますが、まとめて破風と呼ぶこともあります。 
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 ケラバ切妻屋根や片流れ屋根において、屋根の妻側の端部のところを指します。けらばはいつも屋根材と破風板、水切り金具などで覆われていています。 
 軒先は雨どいが設けられているケースが多くなっています。
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 ドーマー洋風住宅(輸入住宅)の屋根に突き出している小さな三角屋根などが付いた窓を指します。「ドーマーウインドウ」「屋根窓」とも言います。 
 屋根裏部屋の採光のほか、外観のアクセントとしても設けられています。
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 笠木防水工事を施工するパラペット(屋上などに設けられる手摺壁)等の頂部に施工する仕上材の事、金属製または人造研ぎ出し石、セメント製などの材料の事を笠木と言います。 
屋根の機能を劣化させる原因
どんな建物でも劣化はしていきます。その理由は3つあります。
1つ目が経年劣化です。瓦屋根では何枚も漆喰などで重ねるので経年劣化で漆喰が浮き上がって瓦がずれてくることがあります。
2つ目が、雨や風・台風といった自然災害です。雨によって水が溜まればじめじめし、藻やカビの発生にも繋がります。また台風だと物が飛んできて当たってしまい、直接屋根が傷つく原因になります。
3つ目が、紫外線によるダメージです。屋根は外壁よりも日光が当たる時間が長く、紫外線によるダメージが強くなります。屋根塗装をすることでダメージを減らすことはできますが、塗料も紫外線によってダメージを受けていきます。
屋根の劣化は外壁と比べて早いです。築6年以上経っているお家は無料診断を受けてみることをおすすめします。
こんな症状でお悩みの方は、
屋根リフォーム岡山に
お気軽にご相談ください!
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				  色あせ★ 経年により外壁塗装・屋根塗装に含まれる樹脂が劣化し塗装の色が変わったり、ツヤが落ちてきます。 
 塗り替え時期の初期症状です。
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				  チョーキング★★ 外壁塗装・屋根塗装の塗膜が劣化すると白い粉が手につきます。防水性が悪くなっているので塗り替えを考え始めた方が良いです。 
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				  外壁・屋根のコケ・藻★★★ コケや藻は外壁塗装・屋根塗装の塗膜の劣化により防水性が低下している箇所に発生しやすい状態です。 
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				  シーリング★★★ 紫外線劣化によりシーリングに含まれる可塑剤が抜けるため、ひび割れや痩せ現象が発生します。そこから水が入り込み雨漏りの原因となりますので早めに対処しましょう。 
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				  さび(トタン屋根)★★★★ サビは放置すると他の箇所に広がり、表面だけでなく内部も腐食しますので早めに対処しましょう。 
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				  外壁のひび割れ★★★★★ 外壁塗装のひび割れは軽視しがちですが、広がったり深く割れてしまうと雨水が浸入し雨漏りの原因となるので早めに対処しましょう。 
軒天の大きさが外壁の寿命を決める??

軒天はお家によって大きさは様々です。

上図を見ていただくと、軒天が小さい(狭い)お家は日光が外壁に広く当たり、軒天が大きい(広い)お家は日影ができ、日光の当たる範囲が少なくなります。
日光にさらされる範囲が狭い外壁の方が劣化しにくい環境といえます。
軒天が小さい場合は、外壁が劣化しやすくなるため塗装工事の耐用年数が短くなるかもしれません。
一度、お家の軒天を調べてみることをおススメします。
屋根の勾配によって変わる雨漏りの危険性?!

- 急勾配の家
 勾配がきつく水切れが良いので雨漏りの危険性が低減する。
- 勾配の緩やかな家
 勾配がゆるやかで雨水が流れにくいので雨漏りの危険性が高まる
雨漏りの危険性は屋根の勾配で変わりますが、屋根材によって勾配の許容値が定められています。
重い瓦の屋根を急こう配にしてしまうと、落下する危険性があるため瓦は緩やかな勾配にする必要があります。
基本的に緩やかな勾配の屋根には、雨漏りの危険性を軽くするため金属系の防水性の高い屋根材を使用しています。
雨樋も屋根に合った雨樋を選ぶことが大切です
切妻屋根や寄棟屋根のように屋根の形は家によって様々です。
 切妻屋根 切妻屋根
 寄棟屋根 寄棟屋根
屋根の形状によって、雨の流れる方向や量に変化があります。
切妻屋根は一定方向に流れる量が多くなりますので、大きな雨樋が必要となります。
さらに、片流れの屋根では切妻よりも大きな雨樋が必要となります。
 切妻屋根の雨水の流れ 切妻屋根の雨水の流れ
 寄棟屋根の雨水の流れ 寄棟屋根の雨水の流れ

 
                    



 
     
     
     
				 
				 
     
     
    







