屋根につけるもので”雪止め”というものがあるけどいったい何?
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
雪止めについてご覧ください!
屋根につけるもので”雪止め”というものがあるけどいったい何?
はじめに
こんにちは!屋根リフォーム岡山です。
この冬は全国的に寒波到来で大変寒く、岡山でも積雪した地域がたくさんありました。そこで、今回は屋根に留める金具について説明いたします。屋根リフォームや雨漏り補修を検討している方にとって、”雪止め”という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。東北地方や雪国、また岡山でも県北の地域で見かけた方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、雪止めとは何か、その役割やメリット・デメリット、設置方法について詳しく解説していきます。この記事を読むことで、雪止めについての基本的な知識が身につき、屋根リフォームの計画に役立てることができます。
戸建住宅の屋根リフォームや雨漏り補修を検討中の方に、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です!
1. 雪止めとは何か?
雪止めは、屋根に積もった雪が一気に落ちるのを防ぐための設備です。主に金属製の部品で、屋根の端や斜面部分に取り付けられ、雪の滑り止めとして機能します。これにより、積雪が一度に落下するのを防ぎ、安全性が高まります。雪止めは住宅の屋根や商業施設、公共施設など、様々な場所で使用されており、特に雪が多い地域では欠かせない存在となっています。
1-1. 雪止めの基本的な役割
雪止めの基本的な役割は、屋根に積もった雪が一度に滑り落ちることを防ぐことです。雪が屋根から滑り落ちる際、急激に落下することがあり、その衝撃で物を壊したり、通行人に危険を及ぼす可能性があります。雪止めはこのリスクを最小限に抑えるために設計されています。具体的には、雪を小分けにして少しずつ落下させることで、急激な落雪を防ぎます。また、積雪の重みが原因で屋根が破損するのを防ぐ役割もあります。
雪止めには、バータイプ、ピンタイプ、ネットタイプなど、さまざまな形状があり、それぞれの屋根に適したものを選ぶことが重要です。また、雪止めは単に雪を止めるだけでなく、雪の落下を制御することによって、屋根の耐久性を保ち、長期的に安全な状態を維持するためにも必要な装置です。
1-2. 雪止めが必要な理由
雪止めが必要な理由は、主に安全面と屋根の保護にあります。雪が積もったまま放置されると、予期せぬタイミングで大量の雪が一度に落ち、周囲に危険を及ぼすことがあります。特に人が歩いている場所や車が駐車されている場所では、落雪による事故を防ぐために雪止めが欠かせません。
さらに、雪が屋根に長時間残ることで、屋根材にかかる圧力が増し、最終的に屋根が破損する恐れもあります。特に古い屋根や、雪の重さに耐えきれない屋根では、この圧力が原因で屋根がたわむことがあります。雪止めは、雪を少しずつ落下させることによって、こうした問題を予防します。
また、雪止めは建物の外観や周辺環境の保護にも寄与します。雪が一気に落ちると、壁に雪がぶつかり、外装が傷んだり、庭に積もった雪が地面を覆ってしまうことがありますが、雪止めを設置することで、このような被害を防ぐことができます。特に住宅の周りに木や植物がある場合、積雪による損害を避けるためにも有効です。
2. 雪止めのメリットとデメリット
雪止めは、屋根に積もった雪を管理し、さまざまなリスクを軽減するために非常に重要な役割を果たします。しかし、設置することによって得られるメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。以下では、雪止めを設置する際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
2-1. 雪止めを設置するメリット
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安全性の向上
雪止めの最も重要なメリットは、落雪事故の防止です。屋根に積もった雪が一気に滑り落ちることで、歩行者や通行車両に危険をもたらすことがあります。雪止めは、雪を小分けにして少しずつ落とすことにより、このような落雪事故を未然に防ぎます。特に人通りの多い場所や車道沿いに建物がある場合、雪止めの設置は安全面で大きな効果を発揮します。 -
屋根の保護
雪止めは、屋根に積もった雪の重みによる圧力を分散させる役割も果たします。屋根が雪の重さに耐えきれずに破損するリスクを軽減し、屋根材や構造自体の寿命を延ばすことができます。特に、雪の多い地域では雪止めが屋根を保護するために必須となります。 -
雪のコントロール
雪止めは、屋根から雪を一気に落とさせるのではなく、少しずつ落ちるようにコントロールします。これにより、屋根周りや庭に積雪が集中するのを防ぎ、環境への影響を最小限に抑えることができます。外壁や庭が雪で覆われるのを防ぐことで、景観や施設を守ることもできます。 -
保険適用の可能性
一部の地域では、雪止めの設置が住宅保険や建物保険の契約条件に含まれていることがあります。雪止めが設置されていることで、落雪による事故や損害に対する保険適用が容易になる場合もあります。このため、設置することで保険に関するメリットも得られることがあります。
2-2. 雪止めを設置する際のデメリット
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設置費用がかかる
雪止めを設置するには初期投資が必要です。設置費用は屋根の大きさや形状、使用する雪止めの種類によって異なりますが、特に屋根が高い建物や複雑な形状をしている場合は、設置工事に高額な費用がかかることがあります。また、メンテナンスや修理費用も追加で必要となる場合があります。 -
屋根の外観に影響を与える可能性
雪止めは機能性重視の設備であるため、見た目に影響を与えることがあります。特にデザイン性が重要視される住宅や商業施設では、雪止めの設置が外観に合わないと感じることがあります。雪止めの種類や取り付け位置によっては、美観を損なうこともあるため、デザイン面での妥協が必要となることがあります。 -
メンテナンスの必要性
雪止めは設置後も定期的な点検とメンテナンスが必要です。雪止めに雪が積もりすぎると、逆に破損を引き起こす恐れがあるため、積雪量に応じて雪止めの機能を保つために清掃や調整を行う必要があります。また、取り付け後の経年劣化や外部からの衝撃による損傷が発生することもあり、これに対する修理が必要となる場合もあります。 -
風の影響
大雪の後、強風が吹くことがある地域では、雪止めが風の力を受けてしっかりと機能しない場合もあります。雪止めが雪をしっかり止めていても、風の影響で雪が少しずつ移動してしまう可能性があるため、風の強い場所では設置場所やタイプの選定が慎重に行われるべきです。 -
重量が屋根に与える影響
雪止めを設置することで、屋根に追加の負担をかけることになります。特に古い屋根や劣化が進んでいる屋根に設置すると、屋根自体に過度な負担がかかり、最終的には屋根の寿命を縮める原因となることがあります。そのため、屋根の状態を確認してから設置を決めることが重要です。
3. 雪止めの設置方法と注意点
雪止めは、その効果を最大限に発揮するために適切な設置が求められます。屋根の形状や材質、積雪の量などに応じて、正しい設置方法と注意点を把握しておくことが重要です。ここでは、雪止めの設置方法とその際の注意点について詳しく解説します。
3-1. 雪止めの設置方法
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設置場所の選定
雪止めを設置する最初のステップは、適切な設置場所を選ぶことです。通常、屋根の上端や屋根の勾配部分に設置されます。屋根の角度や形状に応じて、どこに雪止めを配置するかが決まります。急勾配の屋根には、より多くの雪止めが必要となる場合があります。屋根の状態や積雪の量、風の影響を考慮して、設置場所を選定しましょう。 -
雪止めの種類を選ぶ
雪止めにはいくつかのタイプがあり、屋根の材質や形状に最適なものを選ぶ必要があります。一般的なタイプには、バータイプ、ピンタイプ、ネットタイプなどがあります。金属製の屋根にはバータイプが一般的で、瓦屋根にはピンタイプが適しています。屋根材や積雪の量に応じて、最適な雪止めの種類を選びましょう。 -
取り付け手順
雪止めの取り付けは、屋根の材質や構造により異なりますが、基本的な流れは以下の通りです:- 屋根の準備:設置場所に雪止めを取り付けるため、屋根を清掃し、必要な道具や材料を準備します。
- 位置決め:設置場所に雪止めを仮置きし、どの位置で固定するかを確認します。屋根の勾配に合わせて適切な間隔を空けて配置します。
- 固定作業:金属の屋根の場合は、専用のビスやネジを使用して雪止めをしっかりと固定します。瓦屋根の場合は、瓦を少し持ち上げて固定ピンを差し込み、雪止めを取り付けます。しっかりと固定することで、強風や大雪にも耐えられるようにします。
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設置後の確認
雪止めを設置した後は、取り付け具合を確認します。しっかりと固定されているか、取り付けに不具合がないかをチェックし、必要に応じて調整を行います。また、設置後の屋根の状態を確認し、雪止めが正しく機能するかをテストすることも重要です。
3-2. 雪止め設置時の注意点
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屋根材に適した雪止めを選ぶ
雪止めの設置時に最も重要な点は、屋根材に適したタイプを選ぶことです。例えば、金属屋根にはバータイプの雪止めが一般的ですが、瓦屋根にはピンタイプがよく使用されます。屋根材に合った雪止めを選ぶことで、設置が簡単で、雪止めがしっかりと機能します。また、屋根の素材によっては、設置時に屋根を傷つけないように注意が必要です。 -
積雪量と屋根の勾配に応じた設置
雪止めの設置位置や数量は、地域の積雪量や屋根の勾配に応じて決める必要があります。例えば、積雪量が多い地域では、雪止めの数を増やす必要があり、急勾配の屋根では雪止めの間隔を狭くすることが望ましいです。積雪量が少ない地域では、設置数を控えめにすることでコストを抑えることができます。 -
強風や氷の影響を考慮する
雪止めは雪を止めるだけでなく、強風や氷の影響にも耐えなければなりません。特に風の強い地域では、雪止めが風で引き抜かれることがないように、しっかりと固定することが重要です。氷が雪止め周辺に付着すると、雪止めの機能が低下する場合があるため、定期的な点検や清掃も重要です。 -
屋根の安全を確保するために専門家に依頼
雪止めの設置には一定の技術が必要です。特に高所作業が伴うため、安全に作業を行うことが非常に重要です。自分で設置することも可能ですが、屋根の構造や安全性を考慮すると、専門家に依頼するのが安心です。専門業者は、屋根の状態をしっかりと確認した上で、最適な雪止めの選定や設置を行うことができます。 -
設置後の定期的な点検とメンテナンス
雪止めを設置した後も、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。特に積雪や氷が積もった後は、雪止めの設置状況や固定状態を確認し、問題があれば早急に対応しましょう。雪止めが破損していたり、緩んでいる場合は、早めに修理や交換を行うことで、冬季の安全性を保つことができます。 -
周囲の環境を確認する
雪止めを設置する際には、屋根だけでなく、周囲の環境にも注意を払う必要があります。特に近隣の建物や駐車場、人通りが多い場所などがある場合、雪止めの配置が適切かを確認し、雪が落下した際に危険が及ばないように配慮しましょう。
4. まとめ
雪止めは、積雪や雪崩からの安全を確保するために重要な役割を果たす屋根の必需品です。その基本的な役割は、屋根に積もった雪や氷が一度に大量に落下するのを防ぐことで、家屋や通行人、周囲の環境への影響を最小限に抑えることです。適切に設置された雪止めは、特に雪の多い地域や急勾配の屋根において、その効果を最大限に発揮します。しかし、設置にはいくつかの注意点やデメリットもあり、屋根の形状や積雪量、風の影響などを考慮することが重要です。
雪止めを設置することで得られるメリットには、屋根や周辺環境の安全性の向上があり、冬季における屋根の雪や氷によるリスクを軽減します。また、雪の落下による家屋へのダメージを防ぐため、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながる点が挙げられます。しかし、設置には一定のコストがかかり、設置時に注意すべき点も多いため、最適な雪止めの選定や設置方法についての知識が不可欠です。
設置方法としては、屋根材や屋根の勾配に合わせて適切な雪止めを選び、取り付け作業を行います。この際、設置場所や数を決定する際には、積雪量や風の影響を考慮し、しっかりと固定することが大切です。また、設置後も定期的な点検とメンテナンスが必要で、雪止めの効果を維持するためには、年に一度のチェックが推奨されます。
雪止めの設置には専門的な知識と技術が求められるため、確実で安全な作業を行うためには、専門業者に依頼するのも一つの選択肢です。屋根の状態や地域の特性をしっかりと把握した上で、最適な雪止めの設置を行うことで、冬季の安全性を確保し、家屋や周囲の人々を守ることができます。
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