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岡山でスレート屋根の塗装をする際の劣化パターンと対処法

屋根のまめ知識 2025.07.17 (Thu) 更新!

いつも屋根リフォーム岡山🐩をご覧いただきありがとうございます😊

屋根リフォーム岡山は岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市を中心に

高品質&低価格瓦の葺き替えや屋根カバー工事、雨漏り修理等、

屋根リフォーム工事全般にご対応できる屋根の専門店です。

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こんにちは、品質管理の笹野です。

この記事は私が監修いたしました。

スレート屋根についてまとめました!

 

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こんにちは!屋根リフォーム岡山です。

「スレート屋根の色あせやヒビが気になるけど、これって塗装で直せるの?」「台風時には風の影響を受けやすいって本当?」とお悩みではありませんか?スレート屋根は非常に一般的な屋根材ですが、劣化のサインを見逃すと雨漏りなど深刻な問題に発展します。

この記事では、実際に屋根工事を行っている視点から、スレート屋根の劣化の種類や塗装タイミング、注意点を詳しくご紹介します。

この記事を読めば、スレート屋根の正しいメンテナンス方法がわかり、安心して屋根リフォームを検討できるようになります。

ぜひ最後までお読みください!

目次

1. スレート屋根とは?

屋根塗装 岡山でスレート屋根の塗装をする際の劣化パターンと対処法

スレート屋根とは、セメントに繊維素材(かつてはアスベスト、現在は無機繊維など)を混ぜて作られた薄くて平たい板状の屋根材で、日本の住宅において非常に一般的に使用されています。施工が比較的簡単で、見た目もスマートなことから、全国的に採用されており、岡山でも多くの戸建住宅に使われています。

また、スレート屋根は工場で大量生産されるため品質が安定しており、デザインや色も豊富です。瓦に比べて軽量で、地震の多い日本においては、耐震性の観点からも優れた選択肢とされています。

新築時の初期コストを抑えたい施主にとっては、価格と性能のバランスが良く、選ばれることが多い屋根材です。ただし、表面を保護する塗膜が紫外線や雨風で劣化しやすいため、10年ごとの塗装メンテナンスが必須となります。特に岡山のように日照時間が長い地域では、紫外線による色あせや塗膜の劣化が進みやすく、早めの対応が求められる屋根材でもあります。

さらに、スレート屋根は軽量で耐震性に優れる一方、台風時には風の影響を受けやすく、強風で浮きやズレ、破損が起こることもあります。特に経年劣化した屋根では、固定力が弱まり、飛散のリスクが高まります。台風前には点検と補修を行い、被害を未然に防ぐことが重要です。

1-1. 岡山で多く使われている理由

岡山県は瀬戸内海気候に属し、年間を通じて晴れの日が多く、台風の被害も比較的少ない地域です。この気候条件が、軽量なスレート屋根との相性の良さを後押ししています。

瓦屋根のような重たい屋根材でなくても、十分に耐候性が確保できるため、コストや施工性に優れるスレートが選ばれやすくなっています。また、岡山市を中心に、スレート屋根の施工や塗装に慣れた専門業者が多く存在することも、普及率が高い理由のひとつです。

1-2. スレート屋根の特徴

スレート屋根の最大の特徴は「薄い」「軽い」「安価」であることです。厚さは5mm程度と非常に薄く、1㎡あたりの重量も瓦屋根の約1/2〜1/3ほどと軽量です。そのため、建物の耐震性を損なわず、構造への負担も少なくて済みます。

また、色やデザインのバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの住宅にもマッチする柔軟さを持っています。大量生産が可能なため、初期費用を抑えられるのも大きな魅力です。

ただし、スレート屋根は紫外線や風雨にさらされることで、表面の塗膜が劣化しやすいという弱点があります。塗膜がはがれると防水性が落ち、雨水が浸入しやすくなるため、10年ごとを目安に定期的な塗装メンテナンスが必要です。

岡山のように紫外線量が多い地域では、表面の劣化が早く進む傾向があります。これを放置してしまうと、塗装だけでは対応できず、屋根材の交換やカバー工法といった大掛かりなリフォームが必要になるケースもあります。早期の点検とメンテナンスが、住まいの寿命を延ばすカギとなります。

2. スレート屋根の劣化パターン

スレート

スレート屋根は、施工直後は見た目も美しく、防水性にも優れた状態ですが、紫外線・風雨・寒暖差といった自然の影響を毎日受けることで、少しずつ確実に劣化していきます。特に岡山のように日照時間が長く、夏場の暑さが厳しい地域では、塗膜の劣化スピードが早まりやすい傾向があります。

屋根の劣化は初期段階で対処すれば塗装で済む場合が多いですが、見た目だけでは判断がつきにくく、劣化が進んでからでは塗装では対応できないケースもあります。状態を見極めて、適切な時期にメンテナンスを行うことが重要です。

2-1. 劣化のサインと進行度

スレート屋根の劣化は、以下のような段階的なサインとして現れます。

まず最初に起こるのが、色あせやツヤの消失です。新築時の屋根は深い色味で美観も高いですが、塗膜が紫外線や風雨にさらされ続けることで、次第にくすんだ色合いになります。

次に発生しやすいのが、コケ・カビ・藻の繁殖です。特に北面や日陰になる部分は湿気がこもりやすく、植物性の微生物が繁殖しやすい環境です。見た目が悪くなるだけでなく、スレート材の劣化を促進する原因になります。

さらに、塗膜の剥がれや細かいヒビ割れ(ヘアクラック)が起き始めると要注意です。表面保護が失われ、スレート材自体が直接雨水を受ける状態になってしまいます。

最終的に、スレートの反りや浮き、割れといった物理的な変形が発生すると、塗装では対応できず、補修や交換が必要な状態です。

たとえば、築13年のスレート屋根に広範囲のコケとクラックが見られ、すぐに高圧洗浄と再塗装をしたところ。劣化が軽微だったため、塗装で十分に機能回復できたという報告もあります。このように、早期発見がコストを抑えるカギとなります。

2-2. 劣化が進むとどうなる?

スレート屋根の劣化を放置すると、建物全体に影響が及ぶ深刻な事態へと進行してしまいます。

塗膜が完全に失われた状態で数年が経過すると、スレート材の中まで水分が浸透しやすくなり、スレート自体がもろく脆弱になります。特に冬場に雨水が凍結・膨張することで、スレートが割れてしまう「凍害」も発生しやすくなります。

一度割れたスレートは、修復が難しく、部分的に交換が必要になります。さらに放置すれば、割れ目から雨水が浸入し、屋根下地(野地板)や断熱材が腐食することで、雨漏りの原因になります。

このように、メンテナンスのタイミングを逃すと、費用と工期の両面で大きな負担が発生します。定期的な点検を行い、早めに塗装で対応しておくことが、長期的に見てもっともコストパフォーマンスの良い選択肢と言えるでしょう。

3. スレート屋根塗装の対処法

スレート屋根の塗装は、外観の美しさを保つだけでなく、屋根材自体を紫外線や雨から守る重要なメンテナンスです。塗装によって表面をコーティングすることで、スレート材の劣化スピードを大幅に抑えることができます。

しかし、劣化の度合いや症状によっては、塗装では対処できないケースもあります。そのため、スレート屋根に適した対処法を知っておくことが、安心して長く住まいを守るための第一歩です。ここでは、塗装のタイミングや目安、塗装ができない場合の具体的な対処法について詳しく解説します。

3-1. 塗装のタイミングと目安

スレート屋根の塗装は、新築から約10年が一つの目安とされています。なぜ10年なのかというと、スレート屋根の表面にある塗膜が、紫外線や雨風により徐々に劣化してしまうからです。塗膜がなくなると、防水性や遮熱性が大きく低下し、屋根材そのものに直接ダメージが及ぶようになります。

また、「色あせが目立ってきた」「屋根を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)」「コケやカビが増えてきた」といった症状が見られたら、早めの塗装が必要なサインです。これらは放置すればするほど、塗装だけでは済まなくなる可能性が高まります。

このように、適切なタイミングで塗装を行えば、機能性・美観・資産価値の維持に大きな効果を発揮します。

3-2. 塗装ができない場合の対応策

スレート屋根がすでに大きく割れていたり、反りや浮きがひどくなっている場合には、残念ながら塗装では対応できません。塗装はあくまで「表面を保護する」手段のため、屋根材自体が物理的に損傷している場合は、他の対処法が必要です。

こうしたケースでは、「カバー工法」または「葺き替え」が検討されます。

カバー工法とは、既存のスレート屋根の上から防水シートと新しい金属屋根材をかぶせる方法です。廃材がほとんど出ず、工期も短く、費用も葺き替えより抑えられるため、築20〜30年の住宅でよく選ばれています。

一方、葺き替えは既存のスレート屋根をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。屋根下地の状況によっては、この工法でなければ対応できないケースもあります。

塗装の限界を見極めて正しいリフォーム方法を選ぶことが、長期的な住まいの安心につながります。無理に塗装で済ませようとすると、すぐに再工事が必要になる可能性があるため、現地調査によるプロの判断が欠かせません。

4. まとめ

スレート屋根は、軽量・安価・デザイン性の高さから、岡山市内でも多くの住宅に採用されている非常に人気のある屋根材です。しかし、日々紫外線や雨風にさらされることにより、時間とともに確実に劣化が進んでいきます。

スレート屋根の劣化は、「色あせ」「コケの繁殖」「ヒビ割れ」などの初期サインから始まり、放置すれば「反り」「割れ」「雨漏り」など深刻な状態に進行します。こうした劣化を未然に防ぐためには、適切な時期に塗装メンテナンスを行うことが非常に重要です。

特に築10年前後の住宅は、一度専門業者による点検を受けることで、将来の大きな修繕費用を抑えることができます。屋根の状態によっては、塗装で十分に対応可能な場合もあれば、カバー工法や葺き替えといった根本的な対処が必要になることもあります。

私たち「屋根リフォーム岡山」では、現地調査から劣化状況の診断、塗装・リフォーム方法のご提案まで一貫して対応しております。岡山の気候や住宅事情を知り尽くしたプロとして、お客様にとって最適な屋根メンテナンスプランをご提案いたします。

岡山で屋根リフォーム・雨漏り補修を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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