「屋根塗装だけじゃダメ?」岡山で必要な板金・防水補修とは
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
板金・防水補修についてまとめました!
こんにちは!屋根リフォーム岡山です。
「屋根の塗装だけで本当に大丈夫?」「雨漏り対策って塗装だけでは不十分なのでは?」そう感じている方はいらっしゃいませんか?
この記事では、岡山で屋根リフォームをご検討中の皆さまに向けて、「屋根塗装だけじゃ不十分な理由」と「板金工事や防水補修の必要性」について詳しく解説します。
この記事を読むことで、見落としがちな屋根の劣化ポイントや、適切なリフォームプランの選び方がわかるようになります。
戸建住宅にお住まいで、屋根リフォームや雨漏り補修を検討している方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
1. 屋根塗装の役割と限界
屋根塗装は、屋根を長持ちさせるために欠かせない大切なメンテナンスのひとつです。表面をコーティングすることで、紫外線や雨風によるダメージを軽減し、劣化の進行を抑える効果があります。さらに、色褪せた屋根が美しくよみがえるため、住まい全体の印象も一気に明るくなります。
しかし、屋根塗装はあくまで「表面の保護」にとどまります。構造自体の問題や、金属部材の損傷、屋根材の割れなど、内部的な劣化まで補修できるわけではありません。そのため、屋根塗装だけではカバーできないケースが存在することを理解しておくことが重要です。
特に、岡山市のように日射が強く、梅雨や台風による風雨の影響を受けやすい地域では、屋根の劣化スピードも速くなりがちです。だからこそ、「塗装すれば安心」と思い込まず、屋根全体の状態を的確に把握したうえで、必要に応じて板金工事や防水補修といった追加対応を検討する必要があります。
1-1. 屋根塗装の基本機能
屋根塗装が持つ基本的な機能は、大きく分けて3つあります。
1つ目は「美観の回復と維持」です。年数が経過すると、屋根材は色褪せや汚れが目立ち、見た目に古びた印象を与えてしまいます。屋根塗装を行うことで、新築時のような美しさを取り戻し、街並みに調和した外観へと生まれ変わります。
2つ目は「防水性の向上」です。塗料には撥水性があり、屋根材へ雨水の侵入を防ぐ役割があります。特にスレート屋根などでは、塗膜が防水膜の代わりとして機能し、雨水の侵入を防ぎます。
3つ目は「遮熱・断熱機能」です。近年では、高性能な遮熱塗料や断熱塗料が登場しており、屋根表面の温度を20〜30℃程度下げることも可能です。結果として、屋根材を紫外線劣化から守り、耐久性を高めてくれます。
1-2. 塗装だけでは対応できない劣化
屋根塗装は表面の保護には効果的ですが、「屋根材の破損」や「板金部分の浮き・サビ」「防水シートの劣化」といった構造的な問題には対応できません。塗装をして見た目がきれいになっても、内部に不具合があれば、数年以内に再度不具合が発生する可能性が高くなります。
例えば、築20年のある戸建住宅では、「5年前に塗装したばかりなのに雨漏りしている」とのご相談があり、現地調査を行った結果、塗膜の状態は良好でしたが、棟板金の釘抜けによる浮きと、防水層の劣化が確認されたというケースが報告されています。
このように、塗装だけに頼ったリフォームでは、根本的なトラブルを見逃してしまうリスクがあります。特に、目に見えない部分である「屋根裏」や「防水層」「板金の固定部」などは、専門業者によるしっかりとした点検が必要不可欠です。
また、塗装業者の中には、塗ることだけに特化して、構造の劣化を見落としてしまうケースも少なくありません。そのため、屋根リフォームを依頼する際は、塗装だけでなく、板金や防水の知識を持つ総合的な対応ができる専門業者を選ぶことが非常に重要です。
2. 板金工事が必要な屋根のサイン
屋根リフォームにおいて、見落とされがちなのが「板金部分の劣化」です。屋根の頂部や谷部、外壁との接合部には金属製の板金が使用されていますが、これらは塗装のように表面を覆うだけでは補修できません。
特に棟板金(むねばんきん)は、強風や温度変化、紫外線の影響を受けやすく、経年によって浮きや剥がれ、サビの発生などが進行します。岡山のような瀬戸内気候では一見穏やかに思われますが、実際には夏冬の寒暖差や台風による突風が屋根に大きな負担を与えています。
塗装で屋根を美しく仕上げても、板金部分が劣化したままでは雨水の侵入を完全には防げません。特に雨漏りの多くは、こうした「見えない劣化」から始まることが多いのです。板金工事の必要性を見極めることは、屋根全体の寿命を延ばすためにも非常に重要です。
塗装後数年以内に板金不具合による雨漏りが再発してしまったというケースも業界ではよく聞かれます。これは、施工当時に板金の浮きやシーリング切れを見落としていたことが原因。
屋根塗装と同時に板金部分の点検・補修も実施することで、こうした二重手間や費用の無駄を防ぐことができます。
2-1. 棟板金の浮きや剥がれ
棟板金は、屋根の最も高い位置にある「棟(むね)」と呼ばれる部分に設置されている金属のカバーで、屋根材の重なり部分を保護する重要な部材です。棟板金は風の影響を最も強く受けるため、屋根全体の中でも特に傷みやすい箇所です。
棟板金は基本的に釘やビスで固定されていますが、10年以上が経過すると、金属の熱膨張や収縮の繰り返しにより、少しずつ固定力が弱まっていきます。その結果、台風や突風の影響で浮き上がったり、最悪の場合は飛散してしまったりすることもあります。
あるお客様のケースでは、強風の翌日に棟板金が庭先に落ちていたという通報がありました。調査してみると、釘がすべて浮いていて下地木材も腐食していたため、板金の交換と貫板(ぬきいた)の新設が必要になったそうです。
棟板金の不具合は、屋根の見た目にはなかなか表れにくく、地上からでは気づきにくいものです。しかし、ひとたび雨水が侵入すると、屋根裏や天井にシミができたり、断熱材が濡れて機能しなくなったりと、住まい全体に大きな影響を与えかねません。
こうした事態を未然に防ぐためにも、棟板金は必ず目視点検し、浮きや釘抜けが確認された場合は早急に補修工事を行うことが必要です。
2-2. 雨仕舞の不良と板金補修
「雨仕舞(あまじまい)」とは、建物に降った雨が内部へ侵入しないように処理する設計や施工のことを指します。屋根にとっての雨仕舞とは、雨水が屋根材や板金、ルーフィングなどを通じて効率的に排水される構造になっているかどうか、という極めて重要な概念です。
しかし、この雨仕舞が適切に施工されていなかったり、経年で劣化していたりすると、屋根のあらゆる補修が無意味になってしまう恐れがあります。特に谷板金や壁際の立ち上がり部、換気口や煙突のまわりといった「雨水が集中しやすいポイント」は、雨仕舞の不良によって雨漏りが起きやすい場所です。
ある築30年の住宅では、屋根と壁の取り合い部分にある板金の隙間から、強風時に雨が逆流して内部に漏れていることがありました。屋根の塗装は5年前に済んでおり、見た目に劣化はなかったものの、実際には雨仕舞の処理が甘く、シーリング材の劣化によって水が回り込んでいたそうです。このような事例が全国的に報告されているのです。
以上のことからも、塗装だけに頼った屋根リフォームでは、肝心の防水性能を確保することができません。板金補修では、既存の板金を一部撤去し、新しい部材に交換したり、下地からやり直すケースもあります。費用は数万円から数十万円程度と幅がありますが、雨漏りを根本から防ぐには必要不可欠な作業です。
また、板金と板金の接合部には必ずシーリング処理が施されていますが、これも経年でひび割れたり、痩せたりするため、定期的な補修が必要です。これを怠ると、板金自体はしっかりしていても雨漏りを引き起こすリスクがあります。
見た目には地味な工事ではありますが、板金補修は屋根の「防御力」を支える縁の下の力持ちとも言える存在です。塗装だけで屋根リフォームを完了したと思わず、必ず雨仕舞の点検とあわせて総合的なチェックを行うようにしましょう。
3. 見落としがちな防水層の補修
屋根塗装や板金工事と比べて、目に見えにくいために見落とされがちなのが「防水層(ルーフィング)」の劣化です。スレート屋根や金属屋根の下には、防水シートが屋根材の下に敷かれており、この層が雨水の侵入を防ぐ“最後の砦”となっています。
しかし、この防水層は紫外線や湿気、熱によって徐々に劣化していきます。表面の屋根材が塗装されていても、内側の防水層が破れていた場合は、雨水がじわじわと内部に侵入し、知らないうちに野地板や構造体を腐食させてしまうのです。
特に岡山のように夏場の気温が高く、雨の多い梅雨時期を含む地域では、防水層の劣化スピードが速くなる傾向があります。屋根リフォームを検討する際は、塗装や板金工事だけでなく、見えない防水層の状態をしっかりと確認することが欠かせません。
3-1. 防水層の劣化が雨漏りの原因に
防水層は屋根構造の中で最も重要な役割を果たす部分のひとつです。雨水が屋根材の隙間から入り込んだ場合でも、この防水層が正常であれば、屋内への浸水は防げます。しかし、防水層は10〜20年を経過すると素材が硬化したり、破れたり、接合部が浮いたりして、防水性能が低下します。
特に築20年以上の住宅では、過去に塗装などのメンテナンスが行われていても、防水層までチェックされていないケースが多く見られます。外観は新築のようにきれいな屋根にも関わらず、雨のたびに天井に染みが出たというケースもあるようです。点検の結果、防水シートの劣化によって水が野地板を伝い、天井裏にまで達していました。
このように、防水層の劣化は目に見えないため気づきにくく、雨漏りの症状が出てはじめて発覚することも珍しくありません。塗装をしても雨漏りが直らないという場合は、まず防水層の状態を疑ってみる必要があります。
3-2. 防水補修の種類
屋根の防水補修には、状況に応じたいくつかの方法があります。もっとも一般的なのは「防水シートの部分張り替え」と「ルーフィングの全面交換」です。
部分張り替えは、劣化や破れが確認された一部の防水シートを交換する方法で、劣化が局所的である場合に採用されます。比較的短期間・低コストで済むことが特徴ですが、他の箇所が近いうちに同様に劣化する可能性が高い場合は、全面交換を検討した方が安心です。
ルーフィングの全面交換は、屋根材を一度すべて剥がし、古くなった防水シートを新しいものに総取り換えする方法です。これにより、屋根全体の防水性能が格段に向上し、長期間の安心が得られます。
4. まとめ
屋根リフォームというと「まず塗装をすれば安心」と思われがちですが、実際には塗装だけではカバーしきれない重要な部分がたくさんあります。特に、棟板金や谷板金などの金属部分、雨仕舞の処理、防水シート(ルーフィング)などは、劣化していても外からは分かりづらく、見落とされやすいポイントです。
今回ご紹介したように、屋根塗装は屋根を美しく保ち、紫外線や風雨から表面を守る重要な役割がありますが、それだけでは根本的なトラブルを防ぐことはできません。板金の浮きや破損、防水層の劣化といった構造的な問題は、専門的な点検と補修が必要です。
屋根は毎日、過酷な自然環境にさらされている場所です。だからこそ、表面だけでなく“構造の内側”にも目を向けた総合的なリフォームを選択することが、ご自宅を長く守る最善の方法です。
岡山で屋根リフォーム・雨漏り補修を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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