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屋上に使用する防水シートの選び方と特徴

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屋根リフォーム岡山は岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市を中心に高品質&低価格瓦の葺き替えや屋根カバー工事、雨漏り修理等、屋根リフォーム工事全般にご対応できる屋根の専門店です。

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こんにちは、品質管理の笹野です。

この記事は私が監修いたしました。

梅雨が来る前にご覧ください!

 

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こんにちは!屋根リフォーム岡山です。 屋上に使用する防水シートの選び方や特徴について、どんなものが最適か、またその選定基準について知りたくてこのページにたどり着いたのではないでしょうか?屋根リフォームや雨漏り補修を考える際、防水シートは重要な役割を果たします。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあるかと思います。この記事では、防水シートの選び方とその特徴について詳しく解説しますので、読めばどのシートが自分の屋根に最適かが分かるようになります。戸建住宅の屋根リフォームや雨漏り補修を検討中の方にぜひ読んでいただきたい内容です。

目次

1. 防水シートの役割とは?

屋根塗装 屋根に使用する防水シートの選び方と特徴

屋上に使用する防水シートは、建物の内外にとって重要な役割を果たします。防水シートは、雨水や湿気を遮断し、建物内部や構造部分への水分侵入を防ぐため、建物の耐久性を保つためには欠かせないものです。また、防水シートの種類や品質によっては、断熱性や耐熱性、さらには防音効果をもたらすものもあります。特に雨漏り補修を行う際には、防水シートの選定が重要となります。適切な防水シートの使用は、長期的な屋上の保護に繋がり、結果的にメンテナンスコストを低減させます。

1-1. 屋上における防水シートの基本的な役割

屋上に防水シートを使用する主な目的は、雨水の侵入を防ぐことです。日本の気候は四季があり、特に梅雨や台風の季節には大雨が降ることが多く、屋根がそのままでは水漏れや劣化の原因になります。防水シートは、このような環境において、水分の侵入を防ぎ、建物内部や家屋の構造部分を守ります。

1-2. 防水シートを使うメリットとデメリット

メリット:

    1. 雨漏りの防止
      防水シートは、建物に直接雨水が浸透することを防ぎます。水分の侵入を防ぎ、雨漏りを防止します。これにより、家の内部に水分が侵入することを防ぎ、湿気によるカビや腐食の問題も回避できます。

    2. 耐久性の向上
      高品質な防水シートは、強力な耐久性を持ちます。紫外線や温度変化、風雨などの過酷な環境にも耐え、建物全体の寿命を延ばす役割を果たします。これにより、リフォームの頻度を減らし、長期的なコスト削減に繋がります。

    3. 施工の効率化
      防水シートは、通常の防水工法よりも施工が簡単で時間がかからないことが多いです。これにより、施工費用の削減が期待でき、リフォーム作業がスムーズに進みます。短期間で施工が完了し、その後の効果も長期間持続します。

    4. 断熱性の強化
      一部の防水シートには、断熱機能があるものもあります。これにより、屋上の温度管理が向上し、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ることができます。冷暖房効率を高めるため、電気代の節約にも繋がります。

    デメリット

    1. 初期費用の負担
      高性能な防水シートは、素材や施工方法によって価格が高くなることがあります。特に、耐久性や性能に優れた防水シートは、他のシートに比べて初期費用が高くなりがちです。ただし、長期的に見れば、その耐久性やメンテナンス費用の削減を考慮すれば、投資に見合うメリットがあります。

    2. 劣化による交換の必要性
      防水シートは一度施工しても、長年使用していると劣化することがあります。紫外線や気候の影響を受けて、数十年後にはシートの耐久性が低下することもあります。このため、定期的に点検し、必要に応じて交換することが求められます。

    3. 施工ミスや不良品の影響
      防水シートの施工には技術が必要です。施工不良やシートの品質に問題がある場合、完全な防水効果が発揮されず、結果的に雨漏りや建物の腐食などが発生する可能性があります。信頼できる業者に依頼することが重要です。

    4. 湿気の影響
      防水シートを使うことによって湿気が建物内部にこもる場合もあります。特に通気性の悪いシートを選んでしまうと、内部に湿気が溜まり、木材の腐食やカビの発生を招く可能性があります。通気性にも注意を払い、適切なシートを選ぶことが重要です。また、脱気筒の設置などを行い湿気がたまらないように施工する必要があります。

    2. 防水シートの種類

    屋根の防水シートには、さまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリットがあります。使用するシートの種類によって、耐久性や防水性能、施工方法、さらにはコストが異なるため、リフォームの目的や環境に応じた適切な防水シートを選ぶことが重要です。ここでは、代表的な防水シートの種類である「アスファルト防水シート」と「塩ビシート防水」について詳しく説明します。

    2-1. アスファルト防水シート

    アスファルト防水シートは、長年にわたり広く使用されている防水シートの一つです。主にアスファルトを基にした材料が使われており、非常に優れた耐水性と耐久性を誇ります。この防水シートは、屋根において効果的な水の侵入を防ぐために設計されており、特に大規模な建物や商業施設の屋根に使用されることが多いです。

    特徴

    1. 耐久性が高い
      アスファルト防水シートは、紫外線や雨水、風などの自然の影響に強く、非常に高い耐久性を誇ります。そのため、長期間にわたって屋根を保護することができます。通常、15〜30年程度の耐用年数が期待でき、メンテナンスの頻度も少なくて済みます。

    2. 施工性
      アスファルト防水シートは、熱や圧力を加えて屋根に密着させる施工方法が特徴です。このため、施工中に防水性をしっかりと確保することができ、シートと屋根の接着部分が強力になります。ただし、施工時には高温の作業が必要となるため、経験豊富な専門業者による施工が推奨されます。

    3. 柔軟性
      アスファルト防水シートは、柔軟性があり、屋根の動きや気温の変化に対応できます。これにより、屋根材が膨張・収縮しても、シートが破れたり剥がれたりすることを防ぐことができます。

    4. コストパフォーマンス
      アスファルト防水シートは、一般的にコストパフォーマンスが良く、広く使用されています。耐久性の割には比較的リーズナブルな価格で提供されているため、特に大規模な屋根リフォームや新築の屋根に多く使用されます。

    メリット

    • 長期間の防水効果を発揮

    • 紫外線や温度変化に強い

    • 高い耐久性を誇る

    デメリット

    • 施工時に高温の作業が必要

    • 他の防水シートに比べて重く、施工に手間がかかることがある

    • 初期コストがやや高め

    2-2. 塩ビ防水シート

    塩ビ(塩化ビニル)製の防水シートを、下地に接着したり機械的に固定したりして防水層を作る工法です。シートそのものが耐候性・耐久性に優れており、工場で一貫して製造されるため、品質が安定しています。


    ■ 塩ビシート防水の主な工法

    1. 接着工法(密着工法)

      • シートを下地に接着剤で貼り付ける方法。

    2. 機械的固定工法(機械固定工法)

      • アンカーやディスクなどでシートを物理的に固定する方法。絶縁工法とも呼ばれ、下地との間に通気層を設けることも可能。

    3. 断熱複合工法

      • 断熱材と組み合わせて施工される場合もあり、遮熱性が向上します。


    ■ 塩ビシート防水のメリット

    メリット 説明
    耐候性・耐紫外線性に優れている 直射日光に強く、長期間劣化しにくい
    施工が比較的簡単で工期が短い 工場製品を貼るだけなので、現場での作業時間が少ない
    カラーが豊富で美観性が高い 明るい色も選べるため、建物の印象を損なわない
    軽量で建物への負担が少ない 金属屋根や古い建物にも施工しやすい
    改修時にも使用可能 既存防水層を撤去せず施工できることも多い
    遮熱タイプの製品もある 表面温度の上昇を抑え、省エネ効果が期待できる

    ■ 塩ビシート防水のデメリット

    デメリット 説明
    ⚠️ 突起物や複雑な形状に弱い 施工が難しくなり、シートが破れやすい箇所が出る
    ⚠️ 下地の影響を受けやすい 接着工法では下地の状態に左右されることがある
    ⚠️ 火気厳禁な場所には不向き シート自体は不燃ではあるが、施工時に熱を使う場合は注意が必要
    ⚠️ 他のシートとの接合が難しい 塩ビ素材専用の接着技術が必要で、他素材と併用できないことが多い
    ⚠️ 高温で軟化する性質がある 耐熱性には限界があり、直火や高熱に弱い面もある

    ■ こんな建物におすすめ

    • 中高層マンションやビルの屋上防水

    • 既存防水層がある建物の改修工事

    • 軽量な防水を求める鉄骨系の建物

    • 美観性や遮熱性も求められる施設(学校、商業施設など)

    3. 防水シートの選び方

    屋根塗装 屋根塗装 屋根に使用する防水シートの選び方と特徴

    防水シートの選定は、屋根の種類や使用環境によって大きく変わります。適切な防水シートを選ぶことで、屋根の耐久性や防水性を高め、長期的に安心して住むことができます。ここでは、防水シートの選び方において重要なポイントを詳しく解説します。特に「屋根の素材に合わせた防水シート選び」と「耐久性とメンテナンス性の重要性」に焦点を当てます。

    3-1. シート防水はどんな場所に使用される?

    • シート防水は、その高い耐候性・耐久性・軽量性などの特徴から、以下のような建物や場所で多く使われています。特に「広い面積を一気にカバーできる」「品質が均一で美観性も高い」といった理由で選ばれることが多いです。


      ■ シート防水が使われる主な場所

      1. ビル・マンションの屋上

      • 最も一般的な使用場所。

      • 屋上が平らな陸屋根で、広い面積に適している。

      • 耐候性が高く、10年以上の耐用年数も期待できるため、管理組合の大規模修繕でも採用されやすい。

      2. 工場や倉庫の屋根

      • 金属折板屋根などにも「機械的固定工法(ディスク固定など)」で施工できる。

      • 雨漏り対策・遮熱効果を狙って、白系の塩ビシートを使用するケースも多い。

      3. 学校や公共施設の屋上

      • 美観性・安全性・長期耐久性が求められる場所に適している。

      • 遮熱タイプのシートを使うことで、建物全体の室温上昇を防ぎ、空調負荷も軽減。

      4. 商業施設(ショッピングセンター・病院など)の屋上

      • 大面積で防水工事の工期短縮が求められる場所に有効。

      • テナント営業に影響を与えにくく、静かな施工が可能。

      5. バルコニーや屋上庭園(陸屋根)

      • 床仕上げ材の下に防水層として使用されるケースもある。

      • 軽量で施工しやすく、下地にやさしいため改修にも向いている。

      6. 住宅の屋上やバルコニー(※条件付き)

      • 一戸建てでも、屋上テラスやルーフバルコニーがある住宅に使用されることがあります。

      • ただし、狭小で複雑な形状があると施工が難しいため、ウレタン防水のほうが適することも。


      ■ シート防水が不向きな場所

      場所 理由
      複雑な形状の屋根 シートが曲面や突起に弱く、密着しにくい。シワや浮きの原因になることも。
      狭小なスペース シートを大きく敷くのが難しく、継ぎ目が多くなると防水リスクが高まる。
      頻繁に歩行する場所 シート表面が傷つきやすく、保護仕上げが必要な場合もある。

    3-2. 耐久性とメンテナンス性の重要性

    防水シートを選ぶ際には、その耐久性とメンテナンス性も大きな要素となります。防水シートの主な役割は、屋根を守ることです。そのため、耐久性が高い素材を選ぶことが重要ですが、同時にメンテナンスのしやすさも選定のポイントです。

    1. 耐久性の重要性

    防水シートは、屋上の寿命を延ばすために設置されます。屋上は天候や温度の変化に常にさらされており、長期間の使用に耐えられる材料を選ばなければ、すぐに劣化が進んでしまいます。

    • 耐紫外線性:屋根は日光に晒されているため、紫外線に強い防水シートを選ぶことが重要です。

    • 耐熱性と耐寒性:屋上は季節ごとに温度差が激しく、耐熱性や耐寒性のある防水シートを選ぶことで、シートが破れたり劣化したりするのを防ぎます。

    • 耐水性:防水シートが水をしっかりと弾くことが大切です。アスファルト防水シートや塩ビシート防水は、水の侵入を防ぐための高い性能を誇ります。

    2. メンテナンス性の重要性

    防水シートは、長期間にわたって機能を発揮し続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。適切なメンテナンスがされていないと、シートが劣化し、防水性能が低下する可能性があります。

    • 定期的な点検:防水シートに異常がないか、定期的に点検を行うことが大切です。葉っぱやゴミを取り除き、排水口が詰まっていないかチェックしましょう。

    • 早期の修理:もし防水シートに破損や亀裂が見つかった場合、早期に修理を行うことで、大きな問題を未然に防ぐことができます。

    • 長期的なコストの見積もり:耐久性が高い防水シートは、最初のコストが高くても、長期的にはメンテナンス費用を抑えることができるため、コストパフォーマンスが良いと言えます。

    4. まとめ

    防水シートは、屋上の防水性を高めるために欠かせない重要な要素です。屋上の構造や使用される材料に合わせて適切な防水シートを選ぶことは、長期的なメンテナンスの手間やコストを削減し、住まいをしっかりと保護するために非常に重要です。ここで、ポイントを再確認しましょう。

    1. 耐久性とメンテナンス性の重視

    防水シートは、屋上を長期的に保護するため、耐久性の高い素材を選ぶことが非常に重要です。紫外線、温度差、湿気、風など、過酷な環境にさらされるため、強い耐候性を持つシートを選ぶことが大切です。また、メンテナンスが簡単であれば、トラブルが発生した際に早期に対応することができ、修理や交換の手間や費用を抑えることができます。

    • 耐紫外線性耐熱性に優れたシートは、屋上に長期間使用しても劣化しにくく、費用対効果が高くなります。

    • メンテナンス性が良いシートは、破損や亀裂の早期発見を助け、定期的な点検や修理を通じて防水効果を維持します。

    2. 防水シートの種類と特徴

    防水シートには、アスファルト防水シート塩ビシート防水など、さまざまな種類があります。これらのシートは、それぞれ異なる特徴を持ち、選ぶべきシートは屋根の状態や目的に応じて異なります。

     

    3. 適切な選択が住まいを守る

    適切な防水シートを選ぶことが、建物を守り、住まいを長期間にわたって安全に保つための第一歩です。選び方を間違えると、防水効果が薄れ、最終的には雨漏りや構造的なダメージを引き起こす可能性があります。建物の素材に適した防水シートを選び、耐久性とメンテナンス性のバランスが取れたものを選定することが、建物全体の寿命を延ばす鍵となります。

    4. メンテナンスの重要性

    防水シートを選んだ後も、定期的な点検とメンテナンスが非常に重要です。屋上の状態に応じて、早期に破損を見つけて修理することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。特に防水シートが劣化する前に、点検を行い、必要なメンテナンスを実施することが、長期的に建物を守るための最良の方法です。

     

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