屋根の補修と全面リフォーム、どちらを選ぶべき?
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
屋根の補修と全面リフォームの比較をまとめました!
屋根の補修と全面リフォーム、どちらを選ぶべき?
こんにちは!屋根リフォーム岡山です。
屋根の劣化が気になると、「補修で済むのか」「全面リフォームが必要なのか」と悩む方も多いのではないでしょうか? この記事では、屋根の補修と全面リフォームの違いや選び方について詳しく解説します。 屋根リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください!
目次
1. 屋根の補修と全面リフォームの違い
屋根の劣化やトラブルが発生したとき、「補修で済むのか、それとも全面リフォームが必要なのか?」と悩む方は多いのではないでしょうか。屋根は住まいの重要な部分であり、適切なタイミングで適切な工事を選ぶことが、住まいの寿命を延ばすカギとなります。
屋根補修は、部分的な修理を行うことでコストを抑えられる方法ですが、劣化が進行している場合には、全面リフォームを検討する必要があります。それぞれの違いをしっかり理解し、後悔のない選択をするために、本記事では「屋根補修」と「全面リフォーム」の違いを詳しく解説していきます。
1-1. 屋根補修とは?
屋根補修とは、屋根全体ではなく、部分的な修理を行うことを指します。具体的には、以下のような作業が含まれます。
瓦の差し替え:割れたりズレたりした瓦を交換する。
コーキング補修:屋根材の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ。
部分的な防水処理:雨漏りが発生している箇所を重点的に防水加工する。
屋根材の固定強化:強風などで浮いたり緩んだりした屋根材をしっかり固定する。
屋根補修の最大のメリットは、コストが抑えられることです。軽微な修理で済む場合は、全面リフォームよりも費用が格段に安くなります。しかし、屋根の老朽化が進んでいる場合や、補修を繰り返しても雨漏りが解決しない場合は、全面リフォームを検討する必要があります。
1-2. 全面リフォームとは?
全面リフォームとは、屋根全体を新しくする工事のことを指します。主に以下のような方法があります。
カバー工法:既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる。
葺き替え工法:既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根に交換する。
全面リフォームのメリットは、屋根の耐久性や機能性を大幅に向上できることです。断熱性・防水性・耐震性などを強化し、長期間安心して住み続けられます。ただし、補修に比べると費用が高く、工事期間も長くなるため、状況に応じた選択が重要です。
このように、屋根補修と全面リフォームにはそれぞれの特徴があり、現在の屋根の状態や予算、今後のライフプランに合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。
2. どちらを選ぶべき?判断ポイント
屋根の補修と全面リフォームは、それぞれ適したタイミングや条件があります。費用や建物の状態によって、最適な選択肢は異なります。ここでは、どのような場合に補修が適しており、どのような場合に全面リフォームが必要なのかを詳しく解説します。
2-1. 補修が適しているケース
屋根補修が適しているのは、以下のような条件に当てはまる場合です。
-
屋根材の一部に損傷があるが、全体的には問題がない
例えば、強風や台風で瓦やスレートが一部剥がれた場合、部分的な補修で済むことが多いです。 -
雨漏りが発生しているが、範囲が限定的である
雨漏りの原因が特定の場所に限定されている場合は、その部分の防水処理や修理を行うことで解決できます。 -
築年数が比較的新しく、大規模な劣化が見られない
築10~20年程度で、屋根全体の耐久性がまだ維持されている場合は、補修による対応が可能です。 -
予算を抑えつつ、応急処置をしたい
すぐに全面リフォームをする資金がない場合は、部分的な補修で一時的に対応するのも一つの方法です。
このような場合は、補修を選択することでコストを抑えつつ、屋根の機能を維持することができます。
2-2. 全面リフォームが必要なケース
全面リフォームが必要になるのは、以下のような状況に該当する場合です。
-
屋根全体の劣化が進んでいる
屋根材が広範囲にわたって劣化し、ひび割れや剥がれが多数見られる場合は、補修では対応しきれないため、全面リフォームが必要です。 -
雨漏りが頻発している、または広範囲で発生している
雨漏りが一度修理しても再発する場合や、複数の箇所から発生している場合は、屋根全体の防水性が低下している可能性が高く、根本的な解決には全面リフォームが適しています。 -
屋根の耐震性や断熱性を向上させたい
古い屋根材を使っている場合、現在の基準に適合していないことがあり、耐震性や断熱性を向上させるために全面リフォームを検討するのが望ましいです。 -
築30年以上経過しており、屋根の耐用年数が限界に近づいている
一般的に、瓦屋根は40年以上、スレートや金属屋根は20~30年が耐用年数と言われています。築30年以上が経過している場合は、今後のメンテナンス費用を考慮して全面リフォームを選択するのが合理的です。 -
将来的にメンテナンスの回数を減らしたい
屋根補修を繰り返していると、結果的にコストがかさんでしまうことがあります。全面リフォームを行えば、長期間にわたってメンテナンスの手間やコストを抑えることができます。
このような状況に該当する場合は、全面リフォームを選択することで、屋根全体の機能性を高め、将来的なリスクを減らすことができます。
3. 費用と耐久性の比較
屋根の補修と全面リフォームでは、費用と耐久性に大きな違いがあります。短期的なコストを抑えられる補修と、長期的なメンテナンスを軽減できる全面リフォーム、それぞれの費用と耐久性を詳しく解説します。
3-1. 補修の費用と耐久性
補修の費用
屋根補修の費用は、補修の範囲や使用する材料によって異なります。目安としては以下の通りです。
補修内容 | 費用の目安 |
---|---|
瓦の差し替え(1~5枚程度) | 1万円~5万円 |
スレートや金属屋根の部分補修 | 5万円~15万円 |
雨漏り修理(部分補修) | 5万円~30万円 |
コーキング補修(防水処理) | 3万円~10万円 |
塗装補修(部分的な再塗装) | 10万円~30万円 |
補修の費用は比較的低く抑えられますが、屋根全体の状態によっては、繰り返し補修を行う必要が出てくるため、長期的にはコストがかさむ可能性があります。
補修の耐久性
補修の耐久性は、修理内容や使用する材料によって異なります。
補修方法 | 耐久年数の目安 |
---|---|
コーキング補修 | 3年~10年 |
瓦の部分補修 | 10年~30年(瓦の種類による) |
スレート・金属屋根の部分補修 | 5年~15年 |
雨漏り補修 | 5年~15年 |
再塗装(部分的) | 5年~10年 |
補修はあくまで部分的な対応であり、屋根全体の寿命を延ばすわけではないため、数年ごとに追加の補修が必要になる可能性があります。
3-2. 全面リフォームの費用と耐久性
全面リフォームの費用
全面リフォームの費用は、屋根材の種類や施工方法によって大きく異なります。以下は、屋根の全面リフォーム(葺き替えやカバー工法)の費用の目安です。
リフォーム方法 | 費用の目安(30坪の屋根の場合) |
---|---|
屋根塗装(再塗装) | 50万円~100万円 |
カバー工法(重ね葺き) | 80万円~150万円 |
葺き替え(新しい屋根材へ交換) | 120万円~250万円 |
葺き替えは既存の屋根を撤去して新しい屋根にするため、費用が最も高額になります。一方、カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法のため、コストを抑えつつ耐久性を向上させることができます。
全面リフォームの耐久性
全面リフォームを行うと、屋根の寿命が大幅に延び、長期間のメンテナンスが不要になります。
屋根材の種類 | 耐久年数の目安 |
---|---|
スレート屋根(カバー工法) | 20年~30年 |
金属屋根(ガルバリウム鋼板など) | 30年~50年 |
瓦屋根(葺き替え) | 40年~60年 |
全面リフォームでは、新しい屋根材の性能を最大限に活かすことができるため、長期的に見てメンテナンスの負担を減らし、コストを抑えることが可能です。
4. まとめ
屋根の補修と全面リフォームは、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらを選ぶべきかを判断するために、費用、耐久性、メンテナンスの必要性、耐震性などの観点から比較し、それぞれの特徴を詳しく整理しました。
① 初期費用の違い
項目 | 補修 | 全面リフォーム |
---|---|---|
費用の目安 | 1万円~30万円程度 | 80万円~250万円 |
施工範囲 | 部分的な修繕 | 屋根全体 |
コスト負担 | 低い | 高い |
補修は少額で対応できるため、今すぐに大きな予算を確保できない場合でも実施しやすいですが、全面リフォームは大きな初期投資が必要になります。
② 長期的なコスト
項目 | 補修 | 全面リフォーム |
---|---|---|
メンテナンス頻度 | 高い(数年ごとに必要) | 低い(20年以上メンテ不要も可能) |
トータルコスト | 長期的に見ると高くなる可能性あり | 初期投資は高いが、長期的にはコストを抑えられる |
維持管理の手間 | こまめな点検・修理が必要 | メンテナンス回数が少なく手間が減る |
短期的に費用を抑えるなら補修が適していますが、長期的にメンテナンスコストを削減するなら、全面リフォームのほうが有利になります。
③ 耐久性と寿命の違い
項目 | 補修 | 全面リフォーム |
---|---|---|
屋根の寿命 | 数年~15年 | 20年以上 |
耐久年数の目安 | 5~15年程度(部分補修の種類による) | 20~50年(屋根材の種類による) |
長期間の安全性 | 部分的な耐久性の向上 | 屋根全体の耐久性向上 |
補修は応急処置的な要素が強く、屋根全体の寿命を延ばすわけではありません。一方で、全面リフォームをすれば、屋根の寿命を大幅に伸ばすことができます。
④ 住まいの安全性(耐震性・防水性)
項目 | 補修 | 全面リフォーム |
---|---|---|
耐震性の向上 | 変わらない | 軽量屋根材にすれば耐震性アップ |
防水性 | 部分的な改善 | 屋根全体で防水性能を強化 |
住まいの快適性 | 現状維持 | 断熱・遮熱効果が向上する場合も |
屋根のリフォームをすると、新しい軽量屋根材を使用することで耐震性が向上し、防水性も高まります。
⑤ どんな人におすすめか?
項目 | 補修が向いている人 | 全面リフォームが向いている人 |
---|---|---|
予算 | できるだけコストを抑えたい | 初期投資が可能で長期的なコスト削減を重視 |
屋根の状態 | まだ全体的に傷んでいない | 劣化が進んでおり今後のメンテナンス費用が心配 |
住まいの計画 | 近いうちに売却や建て替えを考えている | 長く住み続ける予定 |
メンテナンス負担 | こまめにメンテナンスできる | メンテナンスの手間を減らしたい |
補修は「今すぐに大規模な工事をする余裕がない」「屋根の状態がまだ比較的良い」場合に適しています。一方、全面リフォームは「今後のメンテナンスを減らしたい」「住まいの性能を向上させたい」といったニーズに応える選択肢です。
まとめの結論
「屋根の状態」と「将来の住まいの計画」によって、最適な選択肢は異なります。
- 補修が適しているのは、屋根の傷みが軽度であり、短期的なコストを抑えたい場合。
- 全面リフォームが必要なのは、屋根の劣化が進んでおり、長期的な視点で耐久性や安全性を確保したい場合。
現在の屋根の状況を専門家に診断してもらい、補修で十分なのか、それとも全面リフォームが必要なのかを見極めることが重要です。特に、雨漏りやひび割れが進行している場合は、放置するとさらに大きな修理が必要になることもあるため、早めに判断しましょう。
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