塗装ができる瓦、塗装ができない瓦｜岡山 屋根リフォーム専門店 葺き替え・カバー工法 (株)ミナン
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はじめに
瓦の種類によっては塗装が必要なものもあれば、不要なものもあります。
この記事では、それぞれの瓦の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
1. 塗装ができる瓦
塗装ができる瓦には主にセメント瓦とモニエル瓦があります。これらの瓦は定期的なメンテナンスが
必要ですが、適切に塗装を行うことで耐久性を高めることができます。
1-1. セメント瓦
セメント瓦は、セメントと砂を混ぜて作られた瓦で、強度が高く、比較的安価です。
塗装をすることで色を変えることができ、見た目も美しく保つことができます。
ただし、定期的な塗装が必要で、放置すると劣化が進みやすいです。
1-2. モニエル瓦
モニエル瓦は、セメントに加えて繊維や骨材を混ぜて作られた瓦です。軽量で強度が高く、
セメント瓦よりも耐久性に優れています。
塗装をすることで、さらに防水性や耐久性を高めることができます。
ただし、特殊なコーティングが施されているため、専門業者による塗装が推奨されます。
2. 塗装ができない瓦（塗装不要の瓦）
塗装ができない瓦には釉薬瓦と素焼きの瓦があります。これらの瓦は、塗装が不要なためメンテナンスが
少なく済みますが、それぞれの特徴やデメリットについても理解しておく必要があります。
2-1. 釉薬瓦
釉薬瓦は、表面に釉薬をかけて焼き上げた瓦で、光沢があり美しい見た目が特徴です。
耐久性が高く、塗装の必要がありません。
ただし、割れたり欠けたりした場合は修理が難しいことがありますので、瓦の差し替えを実施することで
メンテナンスを行います。
また、釉薬の種類によっては色が限定されることもあります。
2-2. 素焼きの瓦
素焼きの瓦は、釉薬をかけずに焼き上げた瓦で、自然な風合いが特徴です。
耐久性に優れており、塗装の必要がありません。しかし、長年使用すると表面が風化しやすく、
定期的な点検が必要です。また、風化によって色合いが変わることもあります。
3. 塗装不要の瓦の修繕方法
塗装不要の瓦でも、長年使用していると劣化が進むことがあります。
この場合、修繕方法として屋根葺き替え工事や屋根下地の交換工事が考えられます。
3-1. 屋根葺き替え工事
屋根葺き替え工事は、古くなった瓦を取り外し、新しい瓦を取り付ける作業です。
これにより、屋根全体の耐久性が向上し、見た目も美しくなります。
特に、釉薬瓦や素焼きの瓦の場合、同じ種類の瓦で葺き替えることで、元の風合いを保つことができます。
3-2. 屋根下地の交換工事
屋根下地の交換工事は、瓦の下にある防水シートや木材を交換する作業です。
瓦自体が劣化していなくても、下地が傷んでいる場合はこの工事が必要です。
下地を交換することで、雨漏りのリスクを減らし、屋根全体の耐久性を高めることができます。
まとめ
この記事では、塗装ができる瓦と塗装ができない瓦について解説しました。
それぞれの瓦にはメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかは屋根の状態やリフォームの目的によります。
塗装ができる瓦は定期的なメンテナンスが必要ですが、見た目や耐久性を保つことができます。
一方、塗装が不要な瓦はメンテナンスが少なく済みますが、修理が難しいこともあります。
岡山市で屋根リフォーム・雨漏り補修を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね！
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